しわやたるみが気になっています

しわやたるみが気になっています

Q.50代の看護師ですがしわやたるみが気になっています。

しわやたるみが気になっています
現在看護師をしています。最近しわやたるみが気になるようになりました。

仕事中ふとした瞬間に、鏡や窓ガラスに映る自分を見ると、思っている以上に疲れているように見えたからです。もちろん仕事をしているので疲れは多少感じますが、顔にこんなにも疲れが現れているのには正直驚きました。子どもが何気なく私をスマホで撮ったときなんて見れたもんじゃないです。年齢以上に老け込んで見えないよう、どのようなケアをすれば良いでしょうか。

深く刻み込まれたしわに関しては、すぐに戻らないのは重々承知です。これ以上しわやたるみが増えるのを食い止めたいです。

A.しわとたるみの原因は「乾燥」と「うるおい」不足!

しわやたるみができてしまうと、印象が大きく変わってしまうものです。

目元の皮膚の厚さは、顔の他部位と比べ1/3ほどしかないため、すごく薄いといわれています。そのため、目元に刺激を与えるとダメージが加わることに。皮脂腺が少ない箇所なぶん、皮脂の分泌が少なく乾燥がしやすい部位なのです。したがって目元のしわを防ぐためには乾燥対策をきちんと行わなければなりません。

たるみの原因の一つとしては、肌のコラーゲン不足が関係します。年齢を重ねると肌のコラーゲンは減少し、弾力が次第になくなるように。コラーゲンを支える役割を持つエラスチンも変性するそうなので、肌はたるんでいきます。そのため、肌のハリを保つ対策をすることが大きなカギです。また、年齢を重ねると血流量が下がるため、肌の新陳代謝が落ちることも関係します。

さらに筋肉が衰えて、皮膚がたるんでくることもあります。そうなるといくら肌の対策を行っても、たるみの解決に繋がりません。顔のマッサージや、表情筋を動かすストレッチ、舌を回す舌回し体操を行って表情筋を動かすようにしましょう。筋肉の衰えが悪化すると、眼瞼下垂という病気になることがあります。この病気は筋肉の衰えにより、まぶたが開きにくくなる病気です。常に薄目のような状態になるので見た目も悪いですし、早目に医師に相談するといいでしょう。

 

A.乾燥を防ぐアイクリームや目元美容液を使用しましょう

しわやたるみの原因の一つである乾燥を防ぐ方法として、アイクリームや目元美容液の使用が挙げられます。

目元用ではない化粧品を使用した場合、刺激となってしまう可能性も。化粧品メーカーによって目的に応じたアイクリームや目元美容液が発売されているのでチェックしてみましょう。

塗る順番としてはアイクリームは一番最後、目元美容液は乳液前に使うのが好ましいとされています。ただし、しわやたるみが気になるからと丹念に塗りこむのはNG。強い力を入れてしまうと逆にそれが負担となり、しわやたるみを冗長させてしまいます。塗りこむのではなく、薬指の腹でなじませながら優しく伸ばしましょう。目の周りを温めるようにして押さえると良いですよ。

A.長期的な改善を望むなら再生医療を

しわやたるみを根本的な部分から改善したいのであれば、医療技術に頼るのも一つの方法でしょう。

そもそも、加齢によってしわが増えるのは、肌に存在する肌細胞が年齢とともに減少をしてしまうためです。肌細胞は、健康的な肌の維持やターンオーバーに欠かせない存在のため、減少するほどにしわやたるみが増えやすくなってしまうのです。生活習慣の改善によって、ある程度は進行を遅らせること自体は可能ですが、完全に防ぐことは困難でしょう。

現在は、このRDクリニック(https://www.rederm.com/about/)のような肌細胞を増やすことを専門に担う医療機関が登場しています。具体的な方法としては、皮膚から採取した肌細胞を培養して増やし、再び肌に注入するというものです。単純ですが、実績のある方法として、加齢によるしわやたるみに悩む人から高い人気を集めています。